1. TOP
  2. ピアノ練習嫌い克服法 小学校高学年②
ピアノのいろんなハナシ article

ピアノ練習嫌い克服法 小学校高学年②
ピアノを習い数年経過し高学年になって
練習しなくなってきた場合

ピアノのいろんなハナシ article

ピアノ練習嫌い克服法
小学校高学年②
ピアノを習い数年経過し高学年になって
練習しなくなってきた場合

 

ピアノを習い数年経過すると、ある程度読譜力が付き、それなりの有名な曲も弾けるようになってきます。
段々と演奏も難しくなり、練習量も必要なのに、あまり弾きたがらなくなる事があります。
「ようやく此処まで来て、素敵な曲を弾けるようになったのに何故?」
練習の声掛けをすればするほどうるさがられ弾かなくなってきた…。

練習をやりたがらない原因は

練習をやりたがらない
原因は

高学年② 練習

生徒さんが自分で練習してきた楽譜

高学年② 練習

生徒さんの練習メニューを書いたノート

原因は4つ考えられます。
A.練習曲のレベルが高く、ついて行くのがやっと…
B.宿題の量が多すぎ、こなしきれない
C.好きでない曲をやらされている
D.友達と比べて自分は劣っていると思う

これ等の原因解決には指導者である先生と相談する事が重要です。
「レッスンは本人に任せて、親は見守るだけ…」などと言わず、手遅れにならないよう早めに相談しましょう。

【克服法:手紙やメールで相談を持ち掛ける】
先生に相談する際に気を付ける事として、レッスンの送迎時に立ち話のように話をするのではなく、手紙やメールで、形に残る状態で「最近練習が上手くいかなくなってきたので相談したい。」と、伝える事がポイントです。
レッスンでは、前後に他の生徒さんもいて、小学校高学年ともなればプライドも羞恥心も有り、本人の本音等簡単には話せません。
先生も、長くレッスンに来ている生徒さんだと、つい気心が知れていると言った安心感からレッスンがマンネリ化することもあるでしょう。
先ずは、文章で家庭内練習の現状報告をし、レッスンの軌道修正を求めるのが良いです。
指導力があり、懐の広い先生ならば、練習曲や量の調整等、直ぐに応じてくれます。

【克服法:指導者を変えるタイミング】
反対に、「レッスンに親は口を出さないで下さい。」のように、不快感をあらわにされた場合、指導者を変える時期が来た…と考えたほうが良いです。
これは、成長段階に応じた指導者の選択となります。
幼い時からお世話になってきた先生(入門、基礎、初級)に感謝をし、次の段階(発展、中級)に対応したレッスンをしてくれる指導者を探すのが賢明です。
小学校高学年のお子さんならば、充分に話し合いが出来ますので、その上で次への一歩を踏み出しましょう。

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と成長段階に応じて担任の先生も、役割も変わります。ピアノも入門、初級、中級、上級と指導内容も変わります。
それぞれに得意とされる先生がいますし、オールマイティーに広く対応可能な先生もいます。
お住まいの地域にもよりますが、今は近所の口コミ情報以外にインターネットで先生を調べることもできます。どうぞ、成長著しい我が子に少しでも良い環境を準備して下さい。
その際には、思春期に入られたお子さんとも良く話し合いをしながら、一緒にインターネットで探し、「体験レッスン」で、先生との相性、指導方針、通学時間等々考慮の上、新たな扉を開けましょう。

長廻かおる

Back to List

Back to List

 
ページのトップへ戻る