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ピアノコンクールでの講評の読み方

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ピアノコンクールでの
講評の読み方

 

ピアノコンクールでは、単に結果発表だけのものもありますが、演奏に対する審査員からの講評や、点数が書かれているものを頂ける場合があります。

審査員からの講評は今後の励みとなり成長の糧になります。そのためにも、講評に書かれている意味を知ることが必要です。

講評に書かれていることとは

講評に書かれている
こととは

この講評は、審査員が見た演奏内容に対する単なる評価や印象だけではなく、具体的にどういう点が良かったか、悪かったか、ココの部分を直した方が良い、今後こういう所を改善すると良い等々、現在の自分の弱点を知る上で大変重要なアドバイスが書かれています。

ともすれば、入賞した、しないの結果オーライになりがちなコンクールですが、初めて受けたコンクールでいきなり1位というのは幼児の部くらいであって、小学生以上になるとコンクールを受ける人数も多くなり、入賞は難しくなります。

コンクールを受けるのは単にご褒美の賞をもらうためではありません。
今の自分の演奏力を『プロの審査員の客観的評価を知る事が出来る』大変貴重な勉強の場になります。
それ故、入賞如何に問わず講評用紙は必ず担当されている先生に見せて下さい
先生自身が今後の指導方向を修正する事も有ります。

講評は次のレベルアップへの架け橋

講評は次のレベルアップ
への架け橋

親御さんの中には、講評を読んで、「一生懸命練習したのに、ダメ出しをされたような気持ちになる」方もいる事でしょう。

でも、待ってください!

一生懸命の方向が自己満足や、間違った練習量の超過になってはいけません。
せっかくのやる気の軌道が的確に進めるように、お子さん、家庭、先生とのゴールデントライアングルを組んで進めていけるように、講評用紙は何時でも何度でも読み返すことのできるように目に付く所、手元に置いてください。

そして、ピアノコンクールを単なる記念イベントに終わらせる事なく、次のレベルアップになるように、継続して受ける事こそが大事です。



長廻かおる

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