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発表会④
発表会1ヶ月前に親がやるべき事
発表会④
発表会1ヶ月前に
親がやるべき事
初めての発表会もあと1ヶ月となり、我が子の演奏も何度も繰り返し練習し、上手に弾けるようになった。
ピアノの先生からはプログラムを頂き、我が子の名前を見つけ何だか親の方がドキドキしている。
当日の洋服はあまり華美にならないようにとの先生からの指示もあり、七五三祝いの時のワンピースにすることにした。
同級生のA君は白いYシャツに小さな蝶ネクタイ、半ズボンとの事。
子供の成長は速いからとお店の人に勧められて少し大きめの服を買ったのだが、今回役に立って良かったね、と親同士で話している。
「発表会」と云う我が家の初めてのビックイベントだ。
何か足りないものはないだろうか?
何となく、落ち着かないのだ。
「そうそう、うちも同じ!」
と、思っている方も多いのではないでしょうか?
初めての発表会を
『成功体験』にするためには
初めての発表会を
『成功体験』に
するためには
「発表会1ヶ月前」というと、ピアノレッスンでは、先生から暗譜(楽譜を見ないで弾く)が求められている時期です。
「さあ、弾いて!」と言われて、躊躇することなく直ぐに演奏できるようにしましょう。
又、よくある話ですが、レッスン室や家庭での練習ではうまく弾けていたのに、本番で緊張のあまり、失敗してしまうお子さんがいます。
いつもよりたくさん練習したのにもかかわらず、結果失敗してしまった時の残念感は心にも深く傷を残します。
こんなにも努力したのに上手くいかないなんて『才能がないからだ!』と嘆き、あげくの果てにピアノが嫌いになり、辞めてしまう子もいます。
失敗から学ぶことも多いのに、それを学ぶ事もなく、親自身もがショックを受けて『やめさせる』場合もあります。
初めての発表会は是非『成功体験!』をさせてあげましょう。
本番に強くなる練習方法
本番に強くなる練習方法
家庭で出来る「本番に強くなる練習方法」を教えます。
(これは勿論、毎日キチンと練習し、レッスンに通っていることが前提になります。)
レッスンでは上手く弾けていたのに、本番で上手くいかなかった場合において考えられる原因は一つです。
それは、レッスン室などの練習環境と本番環境の違いです。
誰でも大勢の人の前では緊張するものです。大人になれば更にプレッシャーとなってきます。
子供だって同じですが、小さい子供に関しては人前であるかどうかはさほど大きな問題にはなりません。
むしろ自分の洋服がドレスだったり、蝶ネクタイだったりと、身近なものが違うことにより「気が散る」、それにより集中して演奏できない場合があるのです。
親がやるべき事
「本番想定の練習」
親がやるべき事
「本番想定の練習」
本番成功の為にやっておくと良い練習法は、「本番用の服装、靴を履いて、本番の様にお辞儀をして演奏する」事です。
これは、イメージトレーニングでも有りますが、本番用の服装をする事により、更に具体的な自分を意識して緊張感を持つことができるのです。
加えて、ピアノの前にぬいぐるみ等をお客さんに見立てて並べ、お辞儀をして演奏すると効果的です。
何だか「発表会ごっこ遊び」の様に見えるでしょうが、親がプログラム通りに名前、曲目を言ってやれば更に盛り上がります。
たわいない事…と言わずに、是非お試しください。
長廻かおる