1. TOP
  2. ピアノ購入で気を付けること
ピアノのいろんなハナシ article

ピアノ購入で気を付けること

ピアノのいろんなハナシ article

ピアノ購入で
気を付けること

 

あなたが購入するのはどんなピアノですか?

A.電子ピアノ購入

電子ピアノは楽器というよりも電化製品です。

価格の違いは機能、性能の違いです。

商品自体は、大量生産品なので楽器屋さん以外、電気屋さん、ホームセンター、ネットショップでも大丈夫です。

利用目的が携帯出来る事ならスタンドも同時に購入した方が良いです。

初心者でドレミのおけいこから始められるなら、セットアップされしっかりと組み立てられた物が演奏中のがたつきが少ないのでお勧めです。

価格50,000円以上なら長く使用できます。

初めてピアノを購入する方

初めてピアノを
購入する方

今の時代、大量生産の安いピアノはありません。

ピアノは高額商品なのでほとんどが注文生産されています。

あなたのための1台を作っているのです。

安くて良いピアノ…無理な注文です。良い物は、それなりの価格がします。

又、ブランドイメージからカタログだけで決めると、いざ楽器が家に搬入された時、想像以上に大きくて音が大きい事に驚きます。

アップライトピアノが設置された後から、慌てて床の補強工事や防音工事をしなくてはならないなんて事にならないようにご注意を。

B.新品ピアノ購入
(アップライトピアノ、グランドピアノ)

B.新品ピアノ購入
(アップライトピアノ、
グランドピアノ)

新品といえども1台ずつ音色やタッチが違います。

一番安心なのが、ピアノの先生に相談することですが、自分のピアノになるわけですから、自分自身で、又はお子さんも家族みんなで楽器屋さんに行くことをお勧めします。

信頼できる楽器店(店舗に展示品のピアノが置いてある店)で実際に音を出して、気に入ったタイプのピアノを選びましょう。

また、時々あるイベント会場での「ピアノバーゲン」は正直言ってあまりお勧めしません。

何故なら、ピアノは木で出来ているデリケートな楽器です。

極端な値引き品はそれだけリスクも大きいのです。

例えば、製造されてから経年たった保管状態の良くなかった売れ残りや、訳あり商品も考えられます。

C.中古ピアノ購入

掘り出し物が見つかる可能性があります。

ただし、初心者ではその価値を見抜くことはできません。

信頼できるピアノの先生に相談するのが良いでしょう。

外観はピカピカでも、大事なのは内部の機械や使われている木材の乾燥度、金属弦の錆び、弦を打つハンマーのフエルトの硬さ、弦を抑えるダンパーの状態などチェックすべき点が多々あります。

製造年度からの経年が短くとも保管状況で楽器としての質も変わります。

全てはメンテナンス次第です。

中古ピアノを購入する場合は、知り合いだからと素人売買はご注意下さい。

車の購入と同じですよ。
外観が奇麗でも事故車だったらガッカリですよね?

 

あなたに合ったピアノを

自分のピアノを購入することで、ピアノを習う喜びを深く感じられるのではないでしょうか。

ピアノは高価なので、失敗しない購入のためにもピアノの先生におすすめのピアノや注意点など相談してください。

安易に決めてしまわずに、ピアノ販売店の専門家の説明も聞いて、実際に自分で触れてみて、自分の為の良いピアノに巡り合ってください。



長廻かおる

Back to List

Back to List

 
ページのトップへ戻る