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ピアノのいろんなハナシ article

ピアノ上達への道 必要なアイテム
「足台」編

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ピアノ上達への道
必要なアイテム「足台」編

 

ピアノはバイオリンのように演奏者の身体の大きさに合わせて選ぶ事が出来ません。

一時、Sサイズのピアノ鍵盤を考案製作されたものが市場に出たことはありましたが、注文生産だった為大変高価なものになりました。

それに使用機関が限られていて、バイオリンのように持ち運びが出来ないので、自宅での練習には良いが、レッスンやコンサート会場のピアノが普通サイズのため結局のところ普及には至りませんでした。

現在のピアノの大きさは世界共通ですが、ピアノが始めて作られたモーツアルトの時代、ピアノが普及していったベートーベンの時代は、ピアノ自体の機能(音を出す装置)や楽器本体の木材の厚み、反響版の造り、ハンマー(弦を叩く)、弦の素材等は製作者や地域によって違い、鍵盤の大きさや重さ、足ペダル機能も違っていました。

一般には作曲家でもあり、世界一の名ピアニストとして大人気のリストがヨーロッパ中を演奏旅行したことにより、それまでバラバラだったピアノの鍵盤の大きさや、楽器本体の機能が統一化されていったと言われています。

リストは近隣諸国へ出向くときは、自分のピアノを運んでコンサートをしたそうです。

演奏会場によってピアノのサイズが違ったら、ソレハソレハ弾きづらいでしょう。

現在のピアノは多少の音色や響き、鍵盤の立ち上がりの違いはあるものの、世界共通の鍵盤サイズなので、リストの時代のように困ることはありません。

昔のようにピアノの違いで困ることは無くなりましたが、演奏者は小さな子供から体格のいい大人までいるので、人によってはピアノと高さを合わせるために、足台や補助ペダルなどが必要になります。

正しい姿勢で演奏しなければピアノの上達は望めません。

ここでは、ピアノが上手になるために必要なアイテムをお話しします。

「足台・補助ペダルつき足台」

「足台・
補助ペダルつき足台」

足台はなぜ必要?

始めてピアノを習うのが小さな子供の場合、椅子を高く設定し足がブラブラしないように足台が必要です。

ピアノは指で弾くのだから足は関係ないと思う方もいるでしょうが、それは違います。

せっかく正しい姿勢を身に付けようとしても、下半身がブラブラして不安定だと、良い姿勢を保つことは不可能です。

良い姿勢が身につけられないと、いくら沢山練習をしても、上達は難しいです。

これはあらゆる面でスポーツも同じ事が言われますね。

正しい姿勢が身についてこそ上達が出来ます。

ピアノが上手になりたいと思って楽器や椅子を選ぶのなら、足台も一緒に購入してください。

単に高さ調節機能があるだけでなく、ペダル機能も付いている足台なら、子供でも演奏能力が高く成長した時、右足ペダルのダンパー機能を用いた演奏が出来ます。

もっとも、ある程度成長した子供や、直接自分の足でペダルを踏める方には足台は必要ありません。(10,000~50,000円)

また、市販品の足台のサイズでは合わない子供さんや、補助ペダル機能を使用しない方は、ご自分で作られてはいかがでしょか?

分厚い本や電話帳を重ねてしっかりと貼り合わせても良いですね。

日曜大工で木材加工してもOK!

ある程度大きいサイズで、重量があった方が安定感もあり、使用勝手が良いです。

以前私の生徒さんが家での練習用にと段ボール箱を足台にした所、思いがけず子供が立ち上がり、足台の段ボールの張り合わせ部分に足を突っ込み捻挫された方がいました。

大人はピアノ用の足台としてしか考えていなくとも、子供が椅子から足台に飛び降りてケガをする事もあります。

子供は思いがけない行動をするので、手作りの足台は強度がしっかりしているか確認し、使用ご注意下さい。

「アシストペダル」

アシストペダルって何?

子供でも演奏能力の高い子は、演奏効果を高く音を響かせたい時に、ダンパーペダル(右足ペダル)を用いて演奏をしますが、小柄な方や子供の場合はアシストペダルを用います。

アシストペダルは足ペダルに直接ネジで取り付けるものですが、実際のペダルよりもペダルの長さが出るので、その分使用感が軽く、体重の少ない子供でも楽にコントロールをする事が出来ます。

最近は色々なタイプのアシストペダルが考案され、ピアノコンクールの場で目にすることが多くなりました。(5.000~10.000円)

ペダル演奏の注意点

>補助ペダル付きの足台でも、ペダルに直接取り付けるアシストペダルでも、共通の難しさが伴います。

それは、右足を踏んだ時に思わず膝が上がってしまうことです。

ペダルはかかとを床に着け、ぐらつかないように支点を定めて足親指のつけ根位の位置で踏んでください。

慣れないとすべりやすく、重心が動いてしまい、足首を曲げて踏むとケガをすることもあります。

補助ペダルは足ペダルの丁度上に乗るように設置しますが、慣れないうちは、体重のかけ方が定まらず、足台自体が動き補助ペダルが外れてしまう事が多々あります。

足台の下にゴムでできた「すべり止め」の布(絨毯等の下に敷くアレです。)を敷いたり、ペダル自身に巻き付けたりすると安定感ができ演奏の邪魔になりません。

ピアノ上達への道 足元の補助

ピアノ上達への道
足元の補助

ピアノの演奏は指先だけでなく、正しい姿勢で身体全体で演奏してこそ上達します。

足元が安定しないと、身体全体で演奏する事が出来ません。

ピアノが上手になりたいなら、正しい姿勢で演奏が出来るように、子供の身体に合わせた足台や補助ペダルつき足台、アシストペダルを使用しましょう。

ピアノを習う人の憧れの一つが、ペダルを踏んでの演奏です。

我が子がペダルを踏んで演奏するようになると「上手になって来たなぁ…」と実感できる瞬間です。

補助ペダルを使用する期間は短いかもしれませんが、ダンパーペダルの響きの美しさは、「ピアノを習って良かった」と子供自身が感じる時なので、「おぉーすごいねー!」と沢山褒めてくださいね。



長廻かおる

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